三菱電機 PLCエンジンニアリングソフトGX-Works3を1.047Zにアップデートいたしました。
GX Works3 Ver.1.047Zで追加した主な新規機能(2018/07)
No. | 内容 | カテゴリ |
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1 | RnCPU(R00CPU、R01CPU、R02CPU、R04CPU、R08CPU、R16CPU、R32CPU、R120CPU)およびCC-Link IE内蔵CPU(R04ENCPU、R08ENCPU、R16ENCPU、R32ENCPU、R120ENCPU)において、ラダープログラムの実行条件付きデバイステスト機能に対応しました。 | ![]() |
2 | FX5CPUにおいて、下記の機能に対応しました。 ・Webサーバ機能のユーザWebページ ・プログラム容量の128kステップ拡張 ・RUN中書込みのオプション設定(プログラムとプログラム復元情報の分割書込み) |
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3 | FBD/LD、SFCエディタのモニタにおいて、モニタ値の拡大表示と表示位置を変更する機能に対応しました。 | ![]() |
4 | GX Works2形式プロジェクトを開く機能において、STプログラム(インラインSTを含む)とFBD/LDプログラムの命令を自動変換するよう対応しました。 | ![]() |
GX Works3 Ver.1.046Y → Ver.1.047Zへの主な改善履歴(2018/07)
No. | 内容 |
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1 | <重要>変換/全変換において、下記の問題を解決しました。 ・サブルーチン型FB内の構造体型ローカルラベル削除して、FBのプログラムを編集し変換を行うと、構造体型ラベルの割付が維持されず、FBが正しく動作しない場合がある。 ・汎用ファンクションを使用しているプログラムにおいて、命令の引数にデバイス型指定子を使用して変換を行うと、プログラムが正しく動作しない場合がある。 |
2 | <重要>カムデータ画面を含む2つ以上の画面を開いた状態でシンプルモーションユニット設定機能を終了した場合、次回シンプルモーションユニット設定機能が起動できない場合がある問題を解決しました。 |
3 | “変換+RUN中書込み”、または“全変換”→“シーケンサへの書込み”において、下記の問題を解決しました。 ・サブルーチン型FBおよびユーザFUNのプログラムにおいて、転送命令の引数にDX/DYを使用すると、CPUエラー(3100)となる場合がある。 ・サブルーチン型FB内のローカルラベルにおいて、ラベルを削除後にサブルーチン型FBのFBインスタンスを追加すると、CPUエラー(2820)となる場合がある。 ・SFCプログラムにおいて、複数の移行条件で直列接続、または並列接続を使用すると、CPUエラー(3140)となる場合がある。 ・ラダープログラムにおいて、ユーザFUNにインラインSTを追加すると、CPUエラー(3142)となる場合がある。 ・未使用FBに構造体を使用したプロジェクトを“シーケンサへの書込み”を行い、GX Works3 Ver.1.032J以前で“シーケンサからの読出し”後、構造体にラベルを追加すると、書込みに失敗する場合がある。 |
4 | 変換機能において、下記の問題を解決しました。 ・未使用FBを含むプロジェクトを“シーケンサへの書込み”を行い、“シーケンサからの読出し”後、未使用のFBを使用すると、変換エラー(0x110E1803)となる場合がある。 ・先頭の回路ブロックが直列接続または並列接続であるマクロ型FBにおいて、編集と変換を繰り返すと、GX Works3の動作が不安定となる場合がある。 ・安全プロジェクトのグローバルラベルにおいて、タイマ/カウンタ型のデバイスを割り付け後に削除すると、変換エラー(0x11021038)となる場合がある。 |